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  • タイワンクロボシシジミ
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2020年7月15日 (水)

ハリホコリの一種

粘菌の湿室培養していて感じたこと…

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樹皮を見たいだけなのに

一時期、ウォーキングがてら、湿室培養する用の樹皮を探していた。

樹皮をもらうといっても、無理に生木の皮をはぐ、みたいのではなく

すでにべらべらにはがれて、もはや死体のようなものをちょこっともらうだけなのに

その行為が意外と怪しいということに気づいた。

例えば、、、

人の家の庭にブドウが植えてあり、その蔓がにょき~と道路にはみ出てるのを

見つけた時のこと。

ぺらぺらとはがれまくっている樹皮と目が合った。…ような気がした。

樹皮樹皮していたわたしには「取ってみ~~培養してみ~~」という声が勝手に聞こえてしまい

ふら~っと手を伸ばしそうになった、そのとき

向かいの家からガチャ!っとお父さんが出てきて

びくうっ!として、立ち去る、みたいな完全に怪しい行動になってしまった。

樹皮を取って、窃盗罪とか、ないだろうけど。。。

また別の日には…

緑地内に通路があって、その少し外れたところの針葉樹の樹皮がぺらぺらとしていたので

柵をちょっと超えて、2片ほど頂戴し、

両手で大事そうにぺら~と持ち戻ってきたら、ちょうど歩いてきた女性二人連れとバッタリ。。。

しかもその日に限って帽子にサングラスにマスク姿のわたし。

怪しい!「なにか泥棒」っぽい!

キクラゲでも取ってきたと思ったのだろうか、ぺらぺらの樹皮をガン見してたなあ。

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クマムシもいる

カイヅカイブキの樹皮を湿室培養して観察していると

必ずといっていいほどクマムシがいる。たくさんいたりもする。

最初なにかの幼虫かと思ったけど、乾燥してるときには見られないし

脚が4対見えるし、体が半透明で内蔵?が見えるし… どう見てもクマムシだよなあ、と。

(ちなみに… クマムシとは、乾燥すると乾眠状態というのになり

絶対零度から151℃まで耐えられる、放射線にも耐性がある、最強の生物などと言われる)

同じ針葉樹でも、スギやヒノキでは見られず、逆にカイヅカイブキであれば

どんな環境のものでも見られる印象。

いったいカイヅカイブキの何がクマムシを惹きつけるのか…

なんかちょっとかわいいんだよね、クマムシ。

クマムシたくさんついてる樹皮、どうしたらいいんだろうって思っちゃう。

とはいえ、クマムシがいる場合、ほぼほぼ粘菌が見れないんですけど。。。

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ハリホコリの一種

で、練馬区の樹皮を湿室培養して勝手に調査してる、の続きです。

SJ公園のラクウショウ樹皮から、ハリホコリの一種が見られた。

こういうハリホコリの仲間は、別の場所の針葉樹の湿室培養でもよく見られている。

柄の先端を顕微鏡で観察したところ、細毛体は確認できず

丸い胞子が先端に付いているのが確認できたので

マリハリホコリかタマハリホコリの2択までは絞られて

たぶんタマハリホコリと思うのですが。

なにせ、子実体の高さで0.2mm程度しかないので、写真はどれも見づらいです。

 

200606_20200711163501
タマハリホコリかなと思うけど…

 

200605_20200711163501
右の大きいのではないです、二つの小さいやつ。

 

200602_20200711163601

乾燥したあと。自然光で撮ったもの。

2020年7月10日 (金)

キレワハエトリ など

雑木林の林床にて…

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ハエトリグモ

 

200701
キレワハエトリがいた。 メス成体と思う。 

 

200702
まるまるっとしてかわいい…

 

画像をチェックして、またファインダーをのぞいたら

なぜか!オスになっていた。

200701_20200710160901

キレワハエトリは、個人的に、幼体とか亜成体みたいのはよく見るけど

成体ってあまり縁がないのでうれしい。

200703_20200710160901

 

これは、4月の写真で…

2004052

ウデブトハエトリのメス成体。

2004032_20200710162201

こうしてみると、ずいぶん違うなあ。

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花とか

 

クモキリソウが咲いてた。

200701_20200710162202

クモキリソウって、毎回、これなんだっけ?って思い出せない。。。

 

200701_20200710162301
「ぼくたち毒のある親子でーす♪」

 

200701_20200710162201
パンみたいなキノコの上に、キマワリ先生が乗ってた。。。

2020年7月 5日 (日)

スミレアミホコリなのだろうけど

前回の続きで、紫色の子実体。

成熟して、完全に乾燥してから改めて撮影した。

 

200508_20200705154301
地平線から何かが昇ってくる様子、みたいに見える。。。

 

200509_20200705154101

首がうなだれてるタイプも多かった。

 

200510

 

200511

 

200513

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この子実体を同定するにあたって調べたことを記録しておきます。

「日本の変形菌」の検索表によると、アミホコリの仲間で、子嚢が紫色、かつ0.3mm以下のものは

スミレアミホコリ(Cribraria Violacea)しかなく

したがって今回の子実体はスミレアミホコリということになる。

日本未記録種のものもすべて学名で画像検索したけれど、同じようなものは見つからなかった。

しかしスミレアミホコリの解説文では、子嚢は「杯状体があり」

「壁網の節は角張り、大きく、やや肥厚する」とあって

その図を見ても、正直、今回のものとは似ても似つかない。

丸い杯状体の上に、節のある網が丸く盛り上がっている、という構造。

今回のものは壁網の節が平滑で発達していず、杯状体もなく

どちらかというとコビトアミホコリのような構造。

岡山の論文にスミレアミホコリとして載っている写真は、今回の子実体と同じ構造だし

ネットで検索すると、やはりこれと同じような画像がスミレアミホコリとして出てくる。

なのでスミレアミホコリでいいのだろうけど。

図鑑の記述とまったく合わないのが釈然としない。

変種なのか… 熊楠先生が書かれていたように、変種のさらに中間変種なのか…

またなにか分かったら追記したいと思います。

2020年7月 2日 (木)

スミレアミホコリなのかな

ここ数か月、仕事が忙しくて、土日もやらねばくらいだったのが

ここへきて急に落ち着いてきた。。。

 

今回は、練馬区の樹皮を湿室培養する試みについての、続編です。

 

1か月以上前の、5月上旬。

SK公園のメタセコイア樹皮3枚を湿室培養したところ

そのうち2枚より、紫色の子実体の発生が認められた。

まず、湿らせてから3日目の朝に4つ見られた。

200516

生まれたてです。(熊楠先生的には、死にたて…)

 

200502_20200702160601

200503_20200702160601

200504_20200702160601

 

4日目の朝には別の樹皮からも、複数の子実体が発生した。

200505_20200702160601

200506_20200702160601

200515

昔ながらのなつかしいビー玉を思い出させる。。。

コビトアミホコリ同様、子実体になる過程のうるうるとした状態は

刻々と変化してしまう。

言葉では、というか私の写真では表せない美しさです。

次回に続きます。。。

2020年6月28日 (日)

ホソヒメツヤドロムシ

ヒメドロムシ

前回の記事で、ナベブタムシの脇に写っているムシに気づいた方もいると思いますが…

わたしも現地で、モニターを見て気づいたんですよね。

で、「なんだーいるじゃん~~」となって、ちゃんと撮ってみる。。。

 

200601_20200625101801

肉眼だと、脚の赤が目立つ。てか脚が赤いことくらいしか分からない。

家に帰って調べたら、ホソヒメツヤドロムシのよう。

体長約1.2mmと、ほんとうに小さくて、ゴミに混じるともう無理なんだけど

目が慣れるとどんどん見つかる。

8個体はいた。

寄せ蛾記の2007年の記事にも、小さすぎて最初はネットに入っていることに気づかず

全て捨てていたようだ、と書いてあった。。。

 

200603_20200701075201
上翅に短毛が生えているのが分かる。

 

200602
顔は金色。。。

 

200601_20200625102101
こちらはツヤドロムシ。2mm以上はある。これも複数見つかった。

 

200602_20200701075201

 

ヒメドロムシってなんか好きだなー。

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